えっと、何か金が動いている業界はないものか、という話題のなか、奥さん「美術なんか、また流行っているんじゃないの?ピカソの絵が高値で落札されたし」
そこで美術と技術で小銭を稼ぐアイデアについてしばし考える。
フォトフレームがもうちょい大きくなって給電の問題なんかが解決できたら、家の(民家ね)壁にかざる絵画をネットで購入したりする仕組みがあってもいいのではないか。ものすごくカジュアルに月額300円で取り放題でもいいし、若手芸術家を育てたい人は半ばdonationの気分で出資してもいい。
そうなると液晶はつらいので、電子ペーパーがフルカラーになって欲しい。充電すると1ヶ月くらい放置しても大丈夫な感じで。 「しかし日本とヨーロッパでは芸術に対する接し方が違うように思うので、その辺をある程度調べこんでからビジネスモデルに改めて落すというプロセスが必要か」「でも、日本でも掛軸とかあるし」「それだ!」 ということで、電子掛軸。 縦長の電子ペーパーを作り、床の間にかざって掛軸の書とか絵を表示させる。○○先生の一筆を頂きます、ってのをリアルタイムで中継しながら、徐々に掛軸に書が書かれたりする。最後に「××さん江」だけ会員登録した個別の名前が書かれたりする。 むしろ電脳掛軸にして、深夜にこっそりご神託が表示されてもいいかもしれない。みんなが寝静まって誰もみていないはずのところにご神託が。トイレに起き出した長男が偶然それを見てしまい、冒険に旅立つ。 うーん、夜中に見た掛軸に何が書かれていたらショックだろうか。