PDAについて
俺的PDA比較
現在のメインをNOKIAのE61iというスマートフォンに切替えました。
これでPDAと携帯電話とデータ通信を一つのデバイスにまとめられました。
データ通信には一時期はP-inやb-mobileを使っていたのですが、ほとんど
使わないので維持コストを考えるとFOMAの通常のデータ通信で問題ないのです。
あと外で文章を書く時には、あいかわらずSigmarion3を使うこともあります。
Xperia X10
NOKIA E61i
PSION Netbook Pro
卓上ワープロの替わりになるかと思って買いました。投げ売りで安かったし。
実際ワープロとしてしばらく使ってみましたが、うーん、悪くないけれど、
それほど良くもないかな。これが元もと12万で売られていたことを考えると、
ちょっと普通んら買わないなあと思いました。
EeePCなんかが出て来ているので、これ売ってそっちを買おうかなあという
気分になってます。
Sigmaion3
Sigmarionがそろそろボロくなってきたので、画面大きいから良いかなと
思ってヤフオクで買いました。中古なんでそこそこボロいのですが、
充分使えています。Sigmarionより薄いし。ワープロ替わりには
このくらいが良いのかと思います。
WILLCOM W-ZERO3
日本でもスマートフォンが出たぜ、ということで、予約開始のその日にクリックしまくって
予約して買いました。でも4ヶ月ほど利用して、使い物にならないので売りました。
- 標準アプリが使い物にならず、色々入れ換えないといけない。WinCEの文化なのか、フリーウェアだけじゃ不足で、いくつかは購入しないといけない。購入すること自体はいいんだけど、標準が使い物にならないんだから、使い物になる状態にインテグレートして販売するのが正しい姿勢だと思う。が、きっとMS の陰謀でそういう売り方ができないのだろう。
- 通常、縦の普通のPDAっぽく使っているのだけれど、この時の文字入力をするために入力領域を出すとする。ついPalmのくせで Graffitiを入力しようとするのだが、そんなものはない。手書き文字認識はそこそこ賢いが、そもそも漢字を書くのは面倒、で更に面倒なソフトウェアキーボードを使うことになる。Zaurusの時はdefaultが横で使っていたので問題にならなかった。
- 沢山通信しても懐がいたまないぜ、なはずだけど、実際使ってみるとそんなに通信しない。それに通信までの手続きとか反応がi-modeよりもまどろっこしいので、とてもストレスがたまる。
- とにかくWindows Mobileは、CPUの処理能力的遅さじゃなくて、色々なところが遅い、というかまどろっこしい。
- あのキーボードは、やっぱり文章を書くにはいまいちつらい。ボタン自体はZaurusとほとんど同じなんだけど、周辺部のでっぱりのせいで打ちにくい。そしてまともに動くコンソールのSSHクライアントがないので、SSH loginして仕事をすることができない。
Zaurus SL-C700
知人から譲ってもらったものを、2005年5月頃から使っています。色々インストール
したらそれなりに使える状態になりましたが、SL-C700というくらいでメモリが
足りず、sshで接続しながらカレンダーとメーラとメモを立ち上げるのが難しいという
状態。
でも環境としてはそれなりに気に入っているので、そろそろ新機種に買い替えようか
という気分ではいます。
Palm Tungsten T
PalmOS 3.1のWorkpadでは最近のPalmwareが動かなくなってきたので、そろそろ
新しいのが欲しいと思っていた矢先に、Tungsten T3とTungsten Eが発表され
まして。Tungsten Eにしようかと思ったのですが、クレイドルが使えないし、
そんならTungsten Tの中古でいいやとか思ってヤフオクで買いました。
FreeBSDではドライバ関係を一部いじる必要がありましたが、直してからは
快適に使えてます。
Sigmarion
Psionが壊れました。しばらく我慢していたのですが、電車の中で文章を書く
道具がどうしても必要だったので、オークションで初代Sigmarionを入手して
使っています。文章を書く以外の目的には使っていません。私のP-inって、
PCカードサイズの奴だし。
親指打ちをするにはちと大きいですが、普通にタイプするにはそれほど
困りません。キー配置がWindows互換のとにかく使いにくいものである以外は。
色々アプリケーションを入れれば良いのだろうとは思うけれど、面倒なんで
何もしてないっす。
Palm (WorkPad c3)
住所録とスケジューラは現在WorkPadを使っています。ベルトに装着する
タイプのケースを使っているので、使うときは手軽に取り出せて便利です。
大きさも全然気になりません。でも、一旦WorkPad c3(PalmV)を使ってしまうと、
Palm IIIの大きさには戻れないかもしれない。難しいところです。SonyのCLIEは
PalmVより若干厚く、縦長ですが、カラーという点で勝っています。しかしカラー
液晶が暗いです。微妙なところですね。まぁ、今のところモノクロのWorkPad c3
に不満はありません。
Palmの良いところは、日本製海外製合わせて、フリーソフトが多いところ。
PDAの場合、ほとんどがフリーのものに頼ることになるので、その数の大小は
重要なポイントになります。時刻案内もDOCリーダも重宝しています。
Psion series 5mx
Palmは便利なのですが、いかんせんペンタイプなので、文章を書くには向いて
いません。電車の中とか喫茶店で作文しようと思った場合、Palmじゃ無理だし
ノートパソコンを取り出すのはうっとうしいし。
そんな場合には、キーボードタイプのPDAを使うことになります。候補は現在
あるところではHP-200LXなどのDOS系か、WindowsCEかPsionになります。DOS系
だと、HP-200LX かMobileGearの中古を探して買うことになるのですが、
MobileGearはいかんせん大きすぎる。少なくとも僕には。HP-200LXはこれまで
使っているわけでないので、価格と性能比がいまいち。ということで、Psion
になるわけです。(WindowsCEについては下記で。)
現在国内で購入できるPsionには5mxとRevoの2種類があります。5mxは16MBの
RAMにCFスロットを備えていて、乾電池で動きます。バックライトを搭載して
います。Revoは8MBのメモリ(Revo Plus は16MB)と充電式の電池で動きます。
拡張スロットの類と、バックライトはありません。大きさはRevoの方が一回り
小さいです。蓋を開けた時のギミックはRevoの方が格好良いです。キーボード
はさすがに5mxのほうは十分使いやすいと言えますが、Revoのほうはいまいち
です。とにかくストロークが短い上に固いので、タッチタイプはつらいし
ジョイパッド持ちでもつらいかも。巨大な辞書を使おうとかしなければ、
内蔵の16MBメモリで十分なので、Revo Plusは小さくて良いのですが、
いかんせんキーボードがネックですね。
さて、Psionの使い勝手ですが、気になるのは日本語化の出来についてでしょう。
Psionで日本語を使うためには次の三つの方法があります。
- JEdit, JMemoを使う
- mshを使う
- UniFEPを使う
JEditは日本語入力をするためのフロントエンド、JMemoは日本語エディタです。
mshはUNIXのshellライクな操作を提供するソフトウェアです。この中にbiとい
うviのようなテキストエディタが含まれていて、日本語の編集ができます。
UniFEPはエンフォーから発売されている日本語キットです。
さて、個人的に問題を感じているのが、「三つもある」ということです。どう
いうことかというと、それぞれのシステムが独自にフォントと辞書を持ってい
て、共有することができません。JMemoはインライン変換ができるし、テキス
トをそのまま使えるのが便利だけど、変換効率はUniFEPの方が高い。私は仕方
がないのでJMemoとUniFEPを組み合わせて使っています。
まあ不満はないのですが、やっぱり辞書の共有はしたいなぁ。私にとって
Psionはテキストエディタがすべてなので、これの操作性の善し悪しがPsionの
存在価値なんですよね。
MobileGear MC-CS13 (WindowsCE 1.01)
MobileGearといえばMobileGearIIを評価しなければならないのですが、大きさ
の点で我慢が出来ないのです。我慢できるMobileGearはMC-CS1xまで。これを
もってWindowsCEマシンの評価とするのは不公平だとは思うのですが。
大きさ的にはシグマリオンは悪くないですね。Jornada 720はちょっと大きい。
でもキーボードが日本語というのは、小型のPDAには致命的です。使わないキー
のせいで打ちにくくなっているんだもん。
さて、このMC-CS13ですが、遅いです。刺さります。
変だなぁ…一昔前の
ワークステーションと同等のはずなのに。NetBSDが動くマシンだから、NetBSD
で使おうかなぁ。
参考:過去に使ったことがある小さなコンピュータなどたち
- Sony Ericsson Xperia X10
- Covia SmartQ5
- Ben Nanonote
- Nokia E61i
- NINTENDO DS Lite
- WILLCOM W-ZERO3
- Sigmarion III
- Zaurus SL-C700
- Palm Tungsten T
- SH505i (i-mode携帯電話)
- Sigmarion
- Wonder Swan Color
- Psion series 5mx
- Mobile Gear MC-CS13 (WindowsCE 1.0)
- NTT DoCoMo F502i (i-mode携帯電話)
- IBM WorkPad c3 (8MB model)
- PalmIII
- TOSHIBA Tegacky
- Color Zaurus (MI-10)
- IBM ChipCard (TC-100)
- IBM ChipCard (VW-200)
- Franklin REX
- SEIKO Raputer
- Citizen DataSlim
- NTT DoCoMo N203
- 東京テレメッセージ Mola
- SHARP PC-1490U2
- CASIO PB-110
Masahiko KIMOTO <kimoto@ohnolab.org >
Last modified: Fri Apr 23 21:13:11 JST 2010