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プロジェクトの概念図


PICKLESの目標は、市街地などのどこででもインターネットのサービスが利用 できる環境の構築にあります。当面の課題としては東京工業大学内へのインター ネットの普及と公衆端末の設置を目標としています。PICKLESプロジェクトは、 「目指す環境」「その環境を実現するためのアプリケーション」「アプリケー ションを稼働させるプラットホーム」の三つの大きな要素からなります。この 三つは図のような階層構造で表現できます。同時にこれら全てを総合的に構築 していこうという点がPICKLESの特徴であるといえます。

環境
目標として掲げている 「どこでも、だれでも」インターネットにアクセスできる環境です。 例えば大学内では、必要な時に必要な場所で時間割や休講の情報などに アクセスしたり、仲間内で情報を交換したりできる環境を想定しています。 情報キオスク利用者に提供する環境と、 管理者に提供する環境の二つの視点があります。
サービス/アプリケーション
上記の環境を実現するために必要なサービスやアプリケーションです。 これらはe-mailやWWWなどの一般的なものや、 WIDE/PhoneShell, WIDE/IFAXなどと連携するものも考えられます。 また、だれでも使える環境を実現するためには、 多くの人にとってインターネットが日常的に利用するもので、 かつ普段使っているものと同じものが公衆端末でも提供されていることが 必要です。
プラットホーム
サービスとそれを実現するアプリケーションを稼働させるために 必要なプラットホームです。OSとハードウェアプラットホームともに PICKLES独自のものが必要になると考えていますが、 現状では BSD/OS と IBM-PC/AT 互換機をベースにして開発を行なっています。 プラットホームは一定の基準を満たすことを規定しており、 特にハードウェアについての基準を満たしたものをPICKLES端末と 呼び、PICKLESの仕様を満たしたOSをPICKLES SYSTEMとしています。

PICKLES Project <pickles-talk@@ohnolab.org>
Last modified: Fri Aug 13 15:39:03 1999